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【古墳】塚穴古墳(河内長野市)

塚穴古墳 「塚穴古墳(つかあなこふん)」は、大阪府河内長野市上原西町(うわはらにしまち)にある古墳です。幹線道路である国道170号(外環状線)と国道371号が交わる上原町(うわはらちょう)交差点から少し西の国道170号(旧道)沿いにあり、現在は小さな公園のように整備されています(南河内には羽曳野市にも来目皇子埴生崗上墓と伝わる塚穴古墳があります)。 かつて地元では巡礼街道沿いの「つかん堂」とも呼ばれていた塚穴古墳は、現状墳頂に石塔が建ち、横穴式石室の石材が露出した直径約15mの円墳のように見えますが、築造時の本来の墳形など不明な点が多い古墳とされます。その理由として、「豊臣秀吉が大坂城を築く際にこの古墳を壊し、楔(くさび)を入れて石材を利用しようとしたところ疫病がはやったので、人々は恐れをなして石室を元に戻した」と地元で伝えられている通り、近世頃に一度墳丘や石室を解体し、再度組み直したことが1986年(昭和61年)からの発掘調査などで判明しています。 現在、古墳の南西側には地蔵尊や役行者像、さらには宝篋印塔や層塔、複数の石碑といった室町時代から江戸時代にかけての石造物が残されている他、墳丘の前には説明版も設置されています。 ●塚穴古墳について詳しくは → https://kininarugou.blogspot.com/2017/06/blog-post_13.html アクセス 国道170号(外環状線)と国道371号が交わる「上原町」交差点から約50m西の国道371号と国道170号(旧道)の交差点の南西側にあります。中華料理店の「喜神菜館 河内長野店」の南東側。駐車場はありません。 公共交通機関では南海高野線・近鉄長野線「河内長野」駅、または泉北高速鉄道「光明池」駅などから出ている南海バスに乗車し「上原口」バス停下車。国道170号(旧道)をパチンコ店を左に見ながら南西に約300m進んで信号を渡った少し先にあります。 2022年11月撮影

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